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17名前:ロケットガール(東京都):2007/04/28(土) 00 22 53.16 ID CWMsbzi70 【携帯ゲーム機】でいってみる ク「おい、いつもそれを持ってるな」 男「ん? ああ、暇つぶしにいいんだよ。手軽だしね」 ク「暇? 暇だと?」 男「え……や、バス待ってるときとか……」 ク「わたしに暇な時間などないっ!」 男「ちょ、どーしたの?」 ク「バス待ちだろうが乗ってるときだろうが──」 男「な、なに?」 ク「風呂の最中だろうがトイレでようを足してようが──」 男「ちょっと声おおきいってっ!」 ク「女にとって大事な化粧の最中だって男のことを考えている!」 男「……(ちゃんと鏡見れ)」 ク「それなのに、あぁ、男がそんなものに浮気してたなんて……」 男「なぜ泣く! それに浮気じゃないし!」 ク「う、う、う……」 男「あぁ、ごめん、ごめんよ。これからはおれもクーのことを考──」 ク「なら次の日曜は私を持ち歩け」 男「……はい(デートなら普通に誘ってくれ)」 ク「しかし! 私をヤツと同じように手軽に扱うつもりなら──」 男「……」
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100 :陸軍クール :2006/09/11(月) 17 14 50.06 ID fyIIxJifO 「ナオ!右翼を抑えろ!正面を榴弾で飽和制圧すr」 「名前で呼ぶな糞ジジィ。なぁ、男」 「俺に振らないでああ隊長なんで俺にそんな物を向けやめてやめてクー謝って!」 「君が愛している、と言ってくれたらいいぞ」 「ホワァァァアァア!吹き、吹き飛んで死ぬぅぅぅ!!オープンで言うからみんな、皆がホワァァァァァァ!!」 「照れるな男。私を名前で呼んでいいのは、男だけ、だからな」 「焦げちゃう!焦げちゃうぅぅ!」 「こちらピーピングアイ、ヘッドクウォーター。対象が第三段階に移行、状況gdgd、間もなくdrに入ります。」 「ふむ……どうみる?」 「長時間の作戦行動が仇になりました。下手をすればそのまま始めかねません」 「drレベルはどうか?」 「状況からかんがみますにスピードワゴン級の約三倍程度でしょう」 「そんな甘いデレか……。仕方がない、F4を爆装で待機。対素直力場弾準備にかかれ」 「対素直弾焼き上がりは約30分後、1350です。」 101 :陸軍クール2:2006/09/11(月) 17 17 41.75 ID fyIIxJifO 「準備出来次第飛ばせ。作戦決行は0200」 「了解!」 「周りの普通科も下げさせておけ。この前偶然近くにいた兵隊が…」 「二人を見て発狂した。まぁ、童貞には刺激強いでしょうしね。すぐ下げさせます。所で…」 「どうした?何か報告が?」 「いえ、あちらの戦線は最早瓦解していますし、状況もすぐ終わるでしょう」 「それが…どうかしたのかね?」 「このままなら当初発案された計画より約二時間程時間があきます。」 「ふむ…そのようだな」 「今夜の司令の予定は作戦の報告書の回収です。雑務は明日でも構わないでしょう」 「いや、それは君が決める事じゃn」 「当該戦域は穂種国のシュール第二機械化歩兵師団が警戒にあたるため我々の仕事はありません」 「ちょwww初耳wwwwww」 「つまり、急ではありますが、一晩暇になりました。そういえば最近あのフレンチの店に行っていませんよね」 「ここが最前線基地だと、あ、いやそんな涙目」 「………行っ、て、いませ、んよ、ね…」 「司令空気嫁」 「クーちゃん!頑張れ~!」 「……」 「……」 「…ヒサビサニゴハンタベニイコウカ?」 「了解しました。F4の発進を急がせます。」 「泣いた烏がもう無表情…」 昔書いた話し見つけた。あんパンナツカシス
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───私は、幸せなのだろうか? ふと、頭によぎる疑問 誰しもが感じる疑問 私、幸せなのだろうか 本当に、幸せなのだろうか たくさんの友達に囲まれて 愛している人の傍に寄り添っていられる そうだ、幸せなのだろう きっと、幸せなのだろう ───じゃあ、今私が感じている不安は何? 私は、幸せなのだろう 暖かなもので囲まれているから でも、なぜだろう 胸の奥に差し込む、わずかな影は ああ、そうか 私は、脇役なのだ 決して、主役にはなれはしないのだ 頬を伝う、涙 なぜ? そんなことはわかっている 悲しいからだ イヤだ、イヤだイヤだイヤだ 私は、これからもずっと、男の傍にいるだろう でも、男が私を見てくれることはあるのだろうか 寂しい 暖かなものに囲まれているのに 愛する人と共にいられるのに 友達がたくさん笑っているのに 私は、幸せなのに それでも、寂しいのは、なんで? 皆は、皆、頑張っている 男の気を引くため、そして笑っていられるため じゃあ、私は? 私はただ傍にいるだけ 私はただ愛をささやくだけ 私は、ほかに何もできない 空っぽだ、空っぽな、ただの入れ物だ 物語をいろどる無数の脇役に、過ぎないんだ ヤダ 誰か、私を見て 私は、本当は寂しいの 壊れてしまう 私の 心が 「……ー」 誰? 「ク……ろ」 私を呼ぶのは、誰? 「クー、起きろ」 ───おとこ? 夕日に染まる教室、私は寝ていたらしい 枕にしていた腕が少ししびれる 「放課後だぞ?」 男が私を覗き込む 周りを見渡すと、誰もいない ただ、男と私 「クー?」 「……んで?」 「は?」 「なんで、私を待っていたんだ?」 男は首をかしげる まるで私が変なことを言ったかのように 「私は脇役だ」 私の口から言葉があふれる 押しとどめていた感情が、言葉という形を成す 「私なんて置いて先に帰ってしまってもよかったのに」 それは、あふれて、あふれて、止まらない もういやだ、私は結局、わがままなだけなんだ 言葉と共に、あふれ出る涙 昔から感情を表に出さないと言われていた、私の、涙 「私にとって、男は大切なピースだ だけど私は男にとっての大切なピースじゃないだろう」 いやだ、私はなんで、こんなことを 「そんなわけないだろ」 男は急に口を開く 「そうなんだ!」 言葉がつまる 言いたいことが多すぎて、つまってしまった 「クー……」 「聞きたくない!聞きたくない!」 目を瞑る 耳をふさぐ 世界を、拒絶する 「私は!私は!」 私を暖かな腕が包む 「ぁ……」 男が私を抱きしめていた 突然のことに、思考が停止する 「確かに、お前は脇役なのかもしれない」 「……」 「だけど、誰だってそうだろう」 「…………」 「だから、あがくんだ」 「………………」 「笑うんだ」 「……………………」 男は私を抱く手を離した 「寂しいのは、当たり前だ、皆そうなんだから」 私の目を見据える男 「だから、一緒にいるんだろ?」 それは、とても透き通っていて 「俺にとっては、誰しもが大切なピースだ」 そして、とてもまっすぐな瞳だった 「……うん」 そうだ そうなんだ それは当たり前の感情 誰しもが不安と対峙している それはとてもありふれていて でも、大切な感情 「さあ、帰るか」 「……」コクッ 不安でもいいじゃないか 苦しくてもいいじゃないか そうだ、いいじゃないか だって、だって ………私は、幸せなのだから 「男」 「………なんだ?」 「愛してるぞ」 「ばーか」 「……」 「やっぱお前」 「え?」 「笑顔のが似合うぞ」 -end of little fantazy-
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Q: 343 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/25(金) 10 41 25 ID 4396gMXe マイトレ3姉妹に素直クールがいないのが理不尽です。 A: 344 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/25(金) 10 45 58 ID IqFc/ygp シーズン2.5で六姉妹、3.0で十二姉妹に派生します^^ マイトレ
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56 名前: ほんわか名無しさん 投稿日: 2007/01/20(土) 11 52 09 0 二つほど借りますー クー「では、試験頑張って来てくれ。」 男「う、うん・・・。(多分、だめだろうなぁ・・・)」 クー「・・・・・・」 男「・・・・・・」 クー「・・・昔、こんな少女がいたんだ。」 男「え?」 クー「彼女はある人を好きになった。けれど、ある人には既に好きな人がいたんだ。」 男「・・・。」 クー「周りの友人達に相談したところ、彼女は諦めるように言われたんだ。それに、彼は 貴女には相応しくないとな。」 男「・・・それで、彼女はどうしたの?」 クー「・・・どうしたと思う?」 男「・・・諦めた?」 クー「違う、彼女は諦めなかった。そして、彼に振り向いて貰えるように努力しつづけた。 万に一つでも可能性があるならとね。」 男「・・・」 クー「・・・そして、彼女は彼を振り向かせた。周りに諦めるようにいわれていようが努力し た彼女は彼女自身を信じた結果、自分自身の望みを叶えたんだ。」 男「クー・・・」 クー「いいか、君は努力してきただろう?進路指導の教員がなんていったかは知らない が、君はそれでも頑張ってきただろう?もし頑張ってないと思うなら、私は怒るぞ。 君は頑張ってきた。間違いない事実なんだ、それは。それを否定して、自分を信じる のをやめないでくれ。」 男「・・・」 クー「だから・・・いつものように笑って、いつものように行ってきてくれ。」 男「・・・うん、任せておいて。」 クー「うん、それでこそ私が好きな男だ(ちゅっ」 男「!?」 クー「なに、勇気のでるおまじないだ。」 男「だ、だからってこんな会場の目の前d」 クー「私は君とキスをするたびにいつも何か暖かいものを貰っている。今度は私が君に 何かを上げられればと思ったんだが。」 男「く、クー・・・(*ノノ」 62 名前: ほんわか名無しさん [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 20 41 12 0 男「う~ん、前髪がうざったい」 ク「ふむ、確かにちょっと伸びすぎだな」 男「切るか」 ク「切るのか?」 男「いや、ハサミもってスタンバってる所申し訳ないがな」 ク「む?」 男「普通に切りにいくから」 ク「……むぅ、何故だ?」 男「なんかオチが見えるから」 ――― 男「ただいまぁ。やーすっきりした」 ク「男……切りすぎた」 男「そう? ちょっと短くしすぎたかな?」 ク「違う……私の前髪」 男「……なにをやってるんだ……」 ク「私も散髪ぐらい出来るというところを見せようと思って」 男「……」 ク「やっぱり変か?」 男「ふむ……まぁいいんじゃない? 女の子らしくて」 ク「本当か?」 男「うん、かわいいんじゃない?」 ク「そうか。うむ。ふふ」 男「(あ、ちょっと喜んでる)」 ク「では、今度から男の髪も私が――」 男「断る」 63 名前: 1/2 [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 20 53 09 O うちの素直クールはわがままなようです 「雨だな」 「ああ」 「傘は」 「ある」 「じゃ、帰るか」 「待て」 「なに?」 「君はさすな」 「………………何で」 「相合傘だ。相合傘」 「えー結構降ってるぞ」 「一度やってみたかった」 「……こりゃ聞かねえな…………」 ばさっ 「さあ、入れ」 「…………へいへい」 2/2 ピチピチチャプチャプランランラン-- 「……どう、相合傘は」 「……………………」 「…………くー?」 「ん…………あぁ。悪くない」 「そう。大丈夫? 濡れてない?」 「うむ…………」 「…………………………」 「…………………………」 「…………………………」 「………………やっぱり嫌だ」 「何が」 「男、傘を出せ。君のを」 「何で」 「肩を寄せ合っているだけなんて嫌だ。 手をつないでる方がいい」 「………………」 「さあ、早く。」 「…………へいへい。」 68 名前: ほんわか名無しさん [sage] 投稿日: 2007/01/21(日) 14 40 56 0 男「クー、コーラの缶なんか見つめてどうしたんだ?」 女「ふと飲みたくなって買ったのだが、どうにも飲みきれなくてな……」 男「あー、今500mlしか売ってないしな。捨てるしかないんじゃないか」 女「物を粗末にするわけにはいかない。それに口をつけてしまったから誰かに分ける事もできない。どうしたものか」 男「そうか……クー、ちょっと貸して」 女「あぁ」 男「(ゴクゴクゴク)」 女「何をしている!? 汚いぞ!?」 男「ん、うまかった」 女「うまかったじゃないだろう……雑菌がついているかもしれないじゃないか」 男「クー、今俺とキスは出来るか?」 女「愚問だな。出来れば人目がついていない場所のほうが望ましいが」 男「だろ? なら別にこれを飲んだって大丈夫じゃないか」 女「なるほど……君は頭がいいな」 男「そういう事だ。って、なんで腕を引っ張るんだ?」 女「キスをするのだろう? 君からそういう言葉を聞けるとは思ってもいなかった」 69 名前: ほんわか名無しさん [sage] 投稿日: 2007/01/21(日) 18 23 51 0 ク「具合はどうだ?」 男「うん、だいぶ楽になったよ」 ク「ふむ、熱は下がったようだな」 男「ん、もう大丈夫」 ク「そうか、よかった。しかし、今日までゆっくりしておいた方がいい」 男「そうだね」 ク「ほら、リンゴだ」 男「ありがと……いや、クー? 何してんの?」 ク「それはこっちの台詞だ。何を自分で食べようとしている」 男「え? いや……」 ク「こういう時は私が食べさせてあげるというのが決まりだろう」 男「き、決まりなのか?」 ク「決まりなのだ……ほら」 男「……」 ク「ん? 顔が赤いぞ? また熱が出てきたか?」 男「ち、違うよ/// 大丈夫。もう寝るね」 ク「ああ、暖かくしてな」 男「うぅ……寒……ん?」 ク「スー……」 男「クー!? あ……毛布……取られとる……」 ク「んむ……暖かいか? 男……スー……」 男「まぁ……いいけどさ」 72 名前: ほんわか名無しさん [sage] 投稿日: 2007/01/22(月) 01 02 02 0 1/3 七時二十八分――目覚し時計が鳴る二分前。 7:28といデジタルの数字を見て、今日は寝坊せずにすんだと安心して もう一度だけ目を閉じる――― 瞼を開けた時、目の前にあったのはクーの顔だった。 男「うわっ!? クー!?」 ク「おはよう。さっさと仕度しないと遅刻するぞ?」 男「え……ああぁぁ!! もうこんな時間!?」 ク「毎朝慌しいな、キミは」 男「いや! 今日は七時半にちゃんと起きて……」 また二度寝してしまったのだ。 クーは毎朝僕を迎えに来てくれる。 いや、正確には起こしに来てくれるかな。 毎回毎回起きるとクーの顔が近くにあるのは嬉しいような恥ずかしいような―― まさか落書きとかしてないだろうなって聞いてみたら、すごく恥ずかしい答えが返ってきた。 彼女は感情表現がストレートだ。 2/3 ク「朝食作っておいたから」 男「毎朝ごめんな、ありがと」 ク「ん」 男「ところでさ……」 ク「ん?」 男「着替えたいんだけど」 ク「着替えればいい」 男「……いや、そうじゃなくてさ」 クーはこういうことには無頓着というか 普通の女の子なら恥ずかしがるようなことでは恥ずかしがらない 男「いただきます」 ク「うむ」 朝食作っておいたから――なんて言うから 料理が得意そうに聞こえるけど、今僕の目の前にあるのは トーストと目玉焼きと野菜ジュース。 ちょっと焦げた目玉焼きを、サニーサイドアップが作れるんだぞって 得意げに言ってるところからすると、たぶん料理は得意じゃないんだろう 3/3 クーは小さい。 男「なんで自転車でこなかったんだよ?」 ク「私が出る時は歩いてでも間に合う時間帯だったんだ」 男「ぐ……」 ク「キミが起きていれば、ゆっくり歩いて行けたんだが?」 男「だぁ~! わかったよ! 文句言わずに漕ぎます!!」 ク「ふふ、よろしい……それに私はここが好きなんだ」 見た目は中学生って言っても大丈夫なんじゃないだろうか? そんな外見とは裏腹にすごくしっかり者で、僕は彼女に頭が上がらない。 ク「ほらほら、しっかり漕がないと遅刻してしまうぞ」 男「さ、坂道なんだから無茶言うな!!」 慌しい朝 少し焦げた目玉焼き 素直でクールな彼女が、少し嬉しそうな自転車での道 毎日が、こうだといいなと思う。 ク「いやいや、明日は寝坊せずに起きるんだぞ?」 男「あ……はい」 83 名前: ほんわか名無しさん [sage] 投稿日: 2007/01/24(水) 02 29 19 0 1/5 男「だからね。駅前のケーキ屋はおいしいんだけど、変に高級臭が漂っているし、いわし堂 はやや甘さが勝ち過ぎてる。やっぱり、いるか堂が一番おいしいと思うんだ」 ク「確かにな。しかし、君のケーキに対する情熱とその評価は一級品だな。敬服するよ」 男「帰ったら一緒にケーキの試食会をしようね」 ク「うむ。実に楽しみだな。……?男、危ない!」 男「…え?」 (ドンッ)(ガチャン) ク「大丈夫か。いきなり外壁のタイルが落ちてくるとな。建物の修繕を大学の施設課に要求 せねばな。ん…?なぜ私が目の前にいるのだ?」 男「大丈夫だけど。いきなり突き飛ばされてびっくりしたよ。…あれ?何で僕が目の前に?」 ク「つまり…これは…、私が男で、男が私で、ということか」 男「僕とクーが入れ替わっちゃってこと?」 ク「これは興味深い現象だ…」 男「興味深いより、これって大変なことだよ!どうしよう?クー…」 ク「今考えている。少し待ってくれ…」 教授「おお。クー君探したよ。現在研究中のテーマについてぜひ君の意見を聞きたくてね」 男(外見はクー)「すいません。僕はクーじゃ…」 教授「何を言っているのかね。誰が見てもクー君だぞ。さあ研究室に戻るぞ」 ク(外見は男)「男が連れ去られていってしまった…。しかし、本当にどうするべきかな」 友人「ゼミ室にいないから、探したんだぞ」 ク(む…。確か男と同じゼミの奴だな) 友人「レポートに使うからお前の持っている資料をコピーさせて欲しいんだ。ゼミ室にある んだろ?」 2/5 男(どうしよう…。何か教授が言っているけど。全然分からないや…) 教授「…ということで、この部分をアシル化するのはうまくいっている…。…で、ここから先 のプロセスがうまくいかないんだ。この設計図を見て欲しいんだが…」 男(何か難しそうな図を出してきたよ。理科を真面目に聞いていればよかったなぁ…) 教授「ぜひ、この問題について、クー君の率直な意見を聞きたい」 男「…えっ!(変な事言ってクーに迷惑かけるわけにもいかないし…。そうだ!この図の変 な記号について質問をしよう。うまくいけば、質問の答えだけで時間がつぶれるかも)」 教授「さすがの君でも悩む問題かな?思いつきだけでもいいから、意見か欲しいのだが…」 男「ええと…。質問があるのですが…。ここにある四角の記号についてなんですが…」 教授「このバルブかね…。これはだな…ん?うーむ…むむ…これは…?」 男(何かまずいこと聞いちゃったかな?緊張で汗が止まらないよ) 教授「うーむ…。やはり君は素晴らしいな。わずかあの時間だけで、このプロセスの問題を 発見するとは」 男(何があったんだろう。でもうまくいったみたいで良かった) 教授「おや、クー君。汗がすごいな。体調でも悪いのかね。こんな時間まで拘束してすまな かったね。今日は帰って休みたまえ」 3/5 友人「資料を貸してくれて悪いな。今度何かおごるからな」 ク(しかし、これでは愛する男の顔が見れないな。どうするべきか…) 友人「お前日頃からボーっとしているけど、特に今日はどうしたんだよ。もしかして、あの 彼女について考えているんじゃないのか?」 ク(対策を考えるにしても、一回研究室に戻る必要があるか…。…ん、彼女?) 友人「ははは。また、いつものように照れちゃうのかよ。この幸せ者」 ク「確かに私は幸せ者だな。彼…じゃなかった…彼女に愛されているし、今現在も彼…じゃ なかった…彼女のことを考えてているからな」 友人「お前どうしたんだ!日頃なら照れて、否定するくせに。熱でもあるんじゃないのか?」 ク「私はいたって正常だが」 友人「じゃあ聞くぞ。お前、あの恋人のことはどう思っているんだよ?」 ク「私は恋人のことを熱烈に愛している。たとえどのような障害があろうとも私は乗り越え てみせる。私たち2人はどんなときでも一緒だと思っている」 友人「普段なら照れて黙り込む奴が、今日はクールに答えている…。お前…変わったな…」 ク「ん…。私はいつもどおりだが」 4/5 男「このままだったらどうしよう。今日はうまくいったけど…。あ、クーだ」 ク(元に戻す方法か…。むぅ。なかなかいいアイデアが思いつかないな…) (プップー) 男「クー!危ない!」 ク「む…」 (ドンッ) 男「クー。大丈夫?僕がいえることじゃないけどボーっとしてちゃいけないよ。車にひかれ るところだったよ」 ク「すまない…。元に戻す方法を考えていたんだが…。ん…?目の前にあるこの顔は、私の 愛する男の顔だ!」 男「このかわいい顔は…クーの顔だ!元に戻ったんだ!」 ク「うーむ。もう少しこの状況を考察してみたかったのだが…」 男「僕はもうごめんだよ。これで一件落着じゃないか」 ク「そうだな。じゃあ、約束どおり、ケーキの試食会を一緒にしようか。…ところで、つい さっき私の顔をかわいい顔と言ったな」 男「えっ…そんな事を僕、言ったかな…///」 ク「ふふ。やはり元に戻って良かったよ。その照れた顔を見れるのだからな」 5/5 ク「しかし、昨日は大変だった。…あ、教授、おはようございます」 教授「クー君。体調はどうだね。しかし、君は実に素晴らしいよ。行き詰っていたあのテー マが君の昨日の指摘で全てうまくいったよ」 ク「昨日…?」 教授「どうしたんだね。まさか、昨日のあの素晴らしいアイデアを覚えてないのかね?しか し、君は素晴らしいね。これからも期待しているよ」 ク(まさか、男に理系の適正もあったとはな。さすが、私の愛する男だ。) ――― 男「みんな、おはよー」 友人「おう。今お前の話題でゼミが持ちきりだぜ」 男「え…。どうしたの?僕、何かしたっけ?」 友人「何とぼけてんだよ。じゃあ聞くけどな、お前、あの彼女のことどう思っているんだよ」 男「彼女ってクーのこと?」 友人「彼女の事好きなんだろう?いつも考えているんだろう?」 男「ええっ…///」 友人「昨日言ったみたいにな…あれ…いつも通り、こいつ照れているぞ。おかしいな?」 95 名前: ほんわか名無しさん 投稿日: 2007/01/24(水) 23 04 45 0 飲んで気分が悪くなった素直クール 「クーさん、大丈夫?」 「う・・ん、大丈夫・・・・・たぶん。」 「クーさんって酒よわいんだね。」 「うん。・・・そんなに飲んだこと無いから。」 「そうなんだ。けっこう強そうなイメージあるけど。」 「・・・・・よく言われる。でも、実際はこの通り・・」 「へぇ~・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・(やばい、話題が思い浮かばない・・・)」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・(・・・なんか変な間だ。頑張れおれ!なんか話題を考えろ!)」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・男くん。」 「はいっ?」 「その・・・・・みんなの所に戻らないでいいの?私は・・大丈夫だから。」 「えっと・・・その、うん。大丈夫。」 「・・・・なんで?」 「なんでって・・・その、やっぱり心配だからさ・・・・」 「・・・・・・・・・そっか。」 「うん・・・」 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・(あぁ~、会話しろっての!俺のバカ!)」 「・・・・・・・・・・ありがとう。」 「えっ?」 「・・・・・・男くん。ひとつ頼んでもいいかな?」 「あっ?・・あぁ!うん!もちろん!・・・なに?」 「水が飲みたい。」 「わかった。いま持ってくる。」 「あと・・」 「あと?」 「水を持ってきたら、もう少しの間そばにいて欲しい。」
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